USスチール買収阻止から考える周南市の製造業と私たちの未来
ブログ2025年01月04日
私は周南市で創業104年を迎える会社の5代目として、今回のUSスチール買収阻止のニュースを身近な問題として受け止めています。
地域経済と製造業の関係
周南市は石油化学コンビナートを擁する工業都市として発展してきました。私の曽祖父が大正8年に創業した頃から、この地域の産業構造は大きく変化してきましたが、製造業は依然として私たちの暮らしを支える重要な基盤です。
グローバル化の波の中で
バイデン大統領は「USスチールは米国の誇り」として買収を阻止しましたが、世界経済のグローバル化は避けられない流れです。全米商工会議所も指摘するように、過度な保護主義は地域経済にとってマイナスとなる可能性があります。
周南市民として考えること
私たち周南市民にとって必要なのは:
- 地域の製造業が持つ強みの再認識
- 次世代に向けた技術革新の支援
- 地域企業と若者の雇用のマッチング
- 産業観光など新たな可能性の模索
未来への展望
私は周南市民としてこれからの周南を未来を見据えて地域の製造業の発展と市民生活の向上の両立を考えています。保護主義に頼るのではなく、地域の特性を活かした持続可能な発展を実現していく必要があります。
企業経営者としての経験と、地域を愛する市民としての思いを活かし、周南市の未来のために尽力していきたいと考えています。
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